メタバースとは何か?ただの仮想空間だと思ってませんか?

メタバースとは何か?ただの仮想空間だとは思っていませんか?

今まで以上に、人々は現実世界での存在を補完するために、代替的な仮想現実に目を向けています。

・拡張現実(Augmented Reality)
・仮想現実(Virtual Reality)
・インターネット(Internet)
・ブロックチェーン(Blockchain)

これらはメタバースに著しい進歩を与え、新たな、刺激的な、そして収益性のある仮想世界を促進しています。

ヴァーチャルワールド・メタバース

仮想世界(メタバース)は、人々が交流したり、探索したり、ゲームをしたり、さらにはお金を稼いだりできる場所として定着しつつあります。

多くの点で、メタバースは現実世界の連続体として機能しており、現実世界でできる多くの活動がメタバースにも及びます

例えば、ディセントラランドのメタバースでDominosのピザを注文して、現実に配達してもらうこともできるようになりました。

メタバースの定義

A. パラレル・デジタル・ユニバース

映画「レディ・プレイヤー・ワン」をみれば、メタバースの世界がイメージしやすくなるでしょう。

くわしく

PC、VRヘッドセット、またはスマートフォンを介してアクセスできる没入型の仮想空間であり、すべての要素がユーザーのコミュニティに影響されています。

メタバースの基盤となっているのはデジタル不動産であり、ユーザーはこのバーチャルな土地で好きなものを開発し、作成することができます。

メタバースにおける
ブロックチェーン

ブロックチェーン技術が可能にしたこと

アバター(自分自身の「分身」を表すキャラクター)とアセット(資産)を、さまざまな仮想世界でシームレスかつ瞬時に移動させることができる。

ブロックチェーンとは

・データをネットワーク全体に分散して保存するデジタル台帳
・公に検証可能で変更不可能なもの

The Sandboxの共同設立者兼CEOであるアーサー・マドリッドは、「メタバースにおけるブロックチェーンのアイデアは新しい種類のデジタル資産を構築し、所有権とガバナンスに基づいて作成することだ」と指摘しています。

このメタバースの非中央集権的な所有権こそが、ユーザーを大量に惹きつけている根幹です。

ユーザーは自己完結型の経済圏の中で、仮想現実コンテンツやアプリケーションを作成体験収益化することができ、現実世界でのやり取りを模倣するだけでなく、現実世界での実用化も可能になります。

メタバースは
ただの流行ではないのか?

A. さらに拡大する

Statista社のデータによると、2021年1月、世界のアクティブなインターネットユーザーは46.6億人で、そのうちの93%がスマートフォンを介してインターネットにアクセスしているといいます。

メタバースへの入り口でもあるインターネットにアクセスできる人であれば、誰でも参加可能な市場となります。

このアクセスのしやすさは、ゲームの流れを変えるものであり、すでに次のような形で現れています。

フォートナイトの場合

・ゲーム内課金に仮想通貨が必要

フォートナイトを開発したエピックゲーム社は3億5千万人以上のユーザーがゲーム内課金に数十億ドル以上を費やしたことで、大きな収益を上げています。

ブロックチェーンベースではありませんが、ゲーム内でユーザーはドルを仮想通貨(V-bucks)に交換する必要があります。

ロブロックスの場合

・ゲーム内での収益化に仮想通貨を使用

没入型ゲームのプラットフォームであるロブロックスは、Andreessen Horowitzが主導する最新ラウンドで40億ドルの評価を受けました。

ゲーム内では、遊ぶだけでなく自分自身でゲームやアイテムを作り収益化することができ、その売買に仮想通貨(Robux)を使用します。

ディセントラランドの場合

・ICOで2,400万ドル調達

そもそもイーサリアムチェーンのこのメタバースは、2017年にICOを完了し、約2,400万ドルを調達しました。

ディセントラランドでは、仮想の土地やNFT商品を購入することができ、土地の所有者は自分の区画をコントロールし、好きなように開発・建設することができます。

ICO(イニシャル・コイン・オファリング)とは
資金調達をしたい個人や企業などが独自の仮想通貨を発行し、それを投資家に販売することで資金を集めること。

ディセントラランドの詳細はこちら

ゲーム業界の今後

現在「フォートナイト」や「マインクラフト」のようなゲームはブロックチェーンに対応していませんが、暗号ベース基盤への移行は十分に可能であり、ほぼ避けられません

このようなブランドキャッシュと顧客ロイヤルティを持つゲームが暗号空間に参入する可能性があるため、暗号ベースのメタバースの大量導入を促進することになるでしょう。

メタバースにおけるNFT

NFT(Non-fungible token)とは
デジタルランド、デジタルアート、デジタルウェア、音楽、ゲーム内資産など、独占所有権を示す暗号資産です。

メタバースを実現するひとつの要素であり、最大の特徴は交換可能ではないことです。

そのため、NFTは「他にはないもの」であり、希少価値があります。

デジタル不動産とNFT

メタバース上の土地はNFTで表現され、その価格は現実の不動産価格に匹敵するものになりつつあります。

2021年2月、ブロックチェーンベースのAxie Infinityにある仮想の土地が、当時の過去のNFTの記録を上回る150万ドル分のEtherで落札されました。

買い手は「Genesis land plotsは、Axie Infinityで最も希少で最高の位置にあるプロットである」と述べており、現実世界の不動産投資とデジタル不動産投資の類似性を強調しています。

デジタルランド(土地)が買えるメタバースはこちら

ビッグブランドとメタバース

企業やブランドは、メタバースでファンを惹きつける新しい方法を見つけています。

NFTの盛り上がりが注目される中、企業やブランドがメタバースで活躍し始めているのは驚くことではありません。

デジタルアート

2021年3月、Beepleのデジタルアートが有名オークションハウスChristiesで6,900万ドル(約75億円)で落札されました。

デジタルウェア

2021年3月、AdidasはディセントラランドでKarlie Klossとコラボレーションしました。

参加者は自分のアバターがゲーム内で履くことができるAdidasの靴を無料で手に入れることができました。

メタバースでの展開

ブランドにとってメタバースへの参加は、新規ユーザーへのアプローチ既存顧客の囲い込み物理的世界とデジタル世界の橋渡しをする能力を示す非常に低コストな方法です。

重要なのは、デジタルアート、デジタルファッション、ゲームの人気が高まるにつれ、デジタル不動産の需要も高まっていることです。

デジタルアートはどこに展示されるのでしょうか?
→メタバースの仮想ギャラリーに。

デジタルの靴下やスニーカーはどこで履かれますか?
→メタバースのアバターに。

ゲームはどこでプレイされますか?

もうおわかりだとは思いますが、これらはすべて関連しておりメタバースのバーチャルランドに集約されているのです。

メタバースのこれから

メタバースはまだ始まったばかりですが、AR/VRの技術的進歩が進むにつれて、社会的、経済的、文化的にメタバースが私たちの生活にますます重要な役割を果たすようになると思われます。

参加できるコンテンツが増えれば増えるほど、メタバースはより魅力的で価値があるものになります。

その結果、より多くのユーザーが集まり、企業のスポンサーシップも増えていくでしょう。

メタバースは、今日の暗号コトレンドに合わせて投資をしたいと考えている投資家にとって、魅力的なチャンスだと考えられます。


リファレンス|Republic:What is a metaverse?

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