こんなところにブロックチェーン!?
おどろきでした。
ブロックチェーンが自分の生活に絡んできたことは始めてでした。
ラーメン×ブロックチェーン

ある日、韓国のインスタントラーメンを食べようしていたときのことです。

袋にQRコードが付いていたので、なんとなくスマホで読み取ってみました。
すると、

ブロックチェーン!?
何が起こっているんだとドキドキしました。
ラーメンとブロックチェーンですよ!?
どこをどう考えても想像つきません。
韓国ムスリム連盟 ハラール委員会

訳してみると「韓国ムスリム連盟 ハラール委員会」のウェブサイトのようです。
ハラールとは、
イスラム教において食べることが許されている食品や料理のこと。生産工程に豚の成分が入った器具を使っていないかなど、厳しい検査を通過する必要がある。
スクロールしてもう少し読んでみましょう。

出ました!ブロックチェーンの登場です。
↓訳しました。
KMFハラルブロックチェーン検証コード(ハッシュ値)
d648db8d50f0f9e…
検証コード(ハッシュ)とは?
KMFハラール委員会によりハラール認証を受けるとハッシュコードが生成されます。このハッシュコードを用いて「認証の真正性・有効性」を検証できます。
さらに下に進みます。

韓国ムスリム連盟による正式なハラール認定書です。
食べようとした「ブルダックラーメン トマトパスタ味」の名が中央に記されています。
Buldak Ramen Tomato Pasta
↑今回読み込んだQRコード先です。ご興味あれば見てみてください。
ですが…みなさんも思いませんか?
このラーメンがハラール食品だと認定するために、なぜブロックチェーンまで使う必要があるのか?
この謎を調べてみました。
韓国がハラール食品に厳しい理由
ここからの内容は下記サイトを参考にさせていただきました。
・またまた世界に恥さらし……中国人観光客がいなくなった韓国で、“ハラル認証マーク詐欺”が横行中!(exciteニュース)
・ハラール市場で拡大が止まらない!韓国インスタントラーメン(HALAL BUSINESS ONLINE)
数々の問題勃発

2015年
偽造したハラルマークを肉に貼ったとして、韓国内のイスラム寺院に肉を流通させた組織が摘発される。
2016年
偽ハラルマークを掲げた食堂がニュースで批判される。
2017年
中国の「韓国ツアー禁止令」によって中国人観光客が激減した韓国。
かわりにムスリム観光客がその空白を埋めていた。
そんななか「ハラル認証」問題再発。
過去にハラル認証マークを取得した商品に「豚のDNA」が検出された。
韓国、ハラールへの情熱

過去の問題も関係し、韓国企業は大手に限らず中小企業も含め、ハラール市場に照準を合わせてマーケティングを続けている。
日本企業はハラール認証を取ればなんとなく海外で売れると考えるのに対し、韓国企業は認証なんて通過点に過ぎないと思っている。
その先には死に物狂いの販売努力が必要だと考え、各国で必死に動き回っている。
「食品×ブロックチェーン」感想
ハラール市場は巨大です。
イスラム教徒の一番多い国はインドネシア。
人口は2.7億人です。そのうちの9割はイスラム教徒だと言われています。
日本の人口は1.2億人ですから、その数には驚かされます。
続いてインド、パキスタン、バングラデシュなど。
人口がすでに多く、これからも人口が増えていく世界各国にイスラム教徒は存在します。
韓国はその市場規模を見据え、ハラール認証を確実なものにするためブロックチェーン技術を使用したのでしょう。
こんなにブロックチェーンを身近に感じたことはありません。
今回のみならず、暗号通貨、DeFi、NFTなど私たちの生活にブロックチェーンは溶け込んでいくことになります。
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