アバランチ (Avalanche) が新 DeFi を開始します。
第一弾として、レンディングプラットフォーム『Aave』とステーブルコイン『Curve』を対象にするそうです。
アバランチはいつ開花するのだろうと期待していた私。すごく興奮しています。
アバランチ (Avalanche) とは?
アバランチは、ブロックチェーン業界で最速のスマートコントラクト・プラットフォームです。
秒間 4,500 超のトランザクションを処理できるとされています。

現在 Tether 、Chainlink 、Circle 、The Graph など225以上のプロジェクトを支えています。
そして PoS (プルーフオブステーク) を採用していることで、他のブロックチェーンと比べ多くの特徴を持っています。
アバランチの特徴
- 地球環境に優しい
- 処理能力が高い
- 取引手数料が安い
- イーサリアム (ETH) ネットワークと互換性がある
アバランチの仮想通貨『AVAX』は2021年8月19日現在、31.22 USドルとなっています。

一時の値下がりから3倍の値段がついています。値下がり時に買っておくんだったと、いつも思います。
アバランチ・ラッシュとは?

アバランチを支えるアバランチ財団。アバランチ・ラッシュ (Avalanche Rush) という新しいプログラムを開始します。
DeFiプロトコルの代表格である『Aave』と『Curve』に加え、アバランチ固有の流動性プロトコルである『BENQi』も参加が決まっています。
アバランチのエコシステムに DeFi のユーザーやプロジェクトを呼び込むことが目的です。
第一弾
第一弾は近く開始される予定です。

『Aave』と『Curve』の流動性マイニングに対するインセンティブとしてAVAXが付与される仕組みです。期間は3カ月を予定されています。
Aaveのユーザーには最大で 2,000 万ドル相当 (約21億円) 。Curve のユーザーには最大 700 万ドル相当 (約7.6億円) の AVAX が配分されます。
そして第二弾では、さらなる割り当てが予定されているそうです。
アバランチ財団ディレクターである Emin Gün Sirer は言います。

「このような新しいサービスを開始することは、私たちにとって挑戦であると同時にチャンスでもあるのです。そして基盤となる技術がどれだけスケーラブルである(拡張性がある) かを証明することになります。」
おわりに

アバランチは DeFi 領域を強化し、アクセスしやすく、低コストで利用できるエコシステムを作ろうと取り組んでいます。
DeFi はいまだリスクの多い業界です。多くのプロジェクトがそれを改善するために日々努力しています。
現実世界の定期預金や投資信託のように、安全かつ魅力的な投資が DeFi によって生まれることを期待しています。